福来みかんのジャム

筑波山麓のみかん園や、つくば市近郊の住宅の敷地内には古くから植えられている福来みかん（ふくれみかん）を使ったマーマレードタイプのジャムです。

独特な香りを持つ品種で、その由来は諸説あり解明されていないほど古い歴史があります。
当地では、皮を天日干しして陳皮にし、七味唐辛子に混ぜるのが一般的です。

皮を使うのが基本で、種も多く果肉分が取りにくいこともあり、皮だけ使って廃棄されることも多い果肉ですが、マンマでは酸味がしっかりとあり、そのおいしさも格別な果肉も無駄なく使えるよう、これまで試行錯誤してきました。

皮には香り成分が豊富に含まれるが、苦味もあり、加熱しすぎると香りが飛んでしまいます。
果肉は甘酸っぱさがあり、皮と果肉をバランスよく使うことで、美味しいジャムができました。

ゆるめに仕上げてありますのでヨーグルトのソースとしても使いやすいです。
寒い季節は柚子茶のように、お湯割りに使っても良いですし、筑波山の売店ではソフトクリームにかけてご提供いただいております。


ぜひ、筑波山麓の福来みかんをお楽しみください！